大根(ダイコン)、だいこんの種まき方法−時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度−難しい?簡単?−育て方
大根(ダイコン)、だいこんの種まき方法−時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度−難しい?簡単?−育て方
種の外観














これらは、様々な大根という名がつく野菜の種です。一応、大根の仲間と言っていいものです。
大根の種は、身近なところでは、かいわれ大根についている種の殻をかぶっています。
かいわれ大根、もやし、いわゆるスプラウト系野菜です。光がなくても水と温度だけで発芽するので、工場野菜として、都会のどまんなかの工場の中で作られていたりします。
どうして、こんな都会で???野菜が??っていうのは、キノコとならび、ビルの中でも作れるものです。そして、かいわれ大根やもやしは、とても速く生産完了します。キノコの比較じゃありません。
当たり前ですが、大根の種は綺麗な形の大粒の茶色い硬い殻に包まれています。アサガオの種を数分の1にしたような感じにも見えます。
種の大きさ、重さ
大きさは2,3mm程度です。重さは軽めです。

種の構造
中には栄養たくさんの双葉、カイワレが入っています。
ぴりりと辛くおいしいサラダになるものです。これが栄養源となって、初期の爆発的な成長を見せるわけです。
種まきの発芽の難しさ

発芽適温:15〜30度、発芽日数:2〜5日
だいこんの種まき方法
種は暑くても発芽しますが、秋冬大根などは生育適温が20度程度までですので、いい状態にはなりません。しかし、夏大根や、春大根などあるので様々な時期に栽培できる、一年中種まきが可能な野菜だとも言えます。
お店から大根が消える時期は無いと思います。必ず、どうやってでも出荷できるようです。また、寒い時期に貯蔵できることも大きのではないでしょうか?
種まき方法は、通常は穴の空いたマルチの穴の中に3粒播いて1本に選抜していきます。
しかし、このまま2本程度なら育ってしまいます。形は多少変形しますが、問題なしです。
また、スジを作り、そのスジにそって10cm間隔に1粒づつ蒔いていくという方法もあります。これは家庭菜園向きの播き方です。最高にいいです。
スジとスジの間は20cm程度離しますが、10cm間隔でまくと、ちょうど適度な大きさで、葉が食べれる限界の大きさになって抜くと間隔が20cmと広くなっていい感じになります。
また、小ぶりになりますが、10cmの間隔でも一応は大根ができます。小ぶりでいいというのが誰しも思うことです。家庭菜園では、とくに、必要なときにだけ採ってきたいので、こぶりな大根が好まれます。
そういうときは思い切って10cm間隔の筋蒔きでやってみてはいかがでしょうか?マルチなんてできません。でも、関係なくよく育ちます。
冬場でないと、地面に生えているままで置いておくとすぐにとうが立ってしまいます。ガチガチの繊維ができて、食べることはおろか、包丁できるのさえ大変になります。
適宜に抜き、横にして土に埋めると多少はとう立ちが遅くできるそうですが、それさえ気をつければ、最高に効率のいい種まきの方法です。
あるときからこの方法を試したら辞められなくなりました。
マルチの穴ごとに点まきにするか、スジをつけて筋蒔きにするかがあります。
しかし、マルチを使うと自動的にマルチ穴への点まきになります。また、筋蒔きにするとマルチを使えません。
これは、季節の変わり目などに播種する場合は、若干、成長に影響が現れるかもしれません。
スジ状に綺麗に切り込みが入っているマルチが売られていればいいのですが、家庭菜園ですので、マルチなしで一番いい時期に簡単に育てるほうが楽しいかもしれません。
個人的には楽しさの面でいうと、マルチは成長はよくなりますが、あまり、土と触れられず、土の様子が見えずに面白くありません。

発芽して暫く成長した大根の様子です。
双葉はとれてしまいましたが、本葉が2枚生えています。
大根らしいギザギザした葉の形が分かります。
これはみの早生大根という種類の大根の発芽後の様子です。

こちらは、本葉がまっすぐに細長く伸びて成長している、白首大根という大根の発芽後、暫く経過した様子です。

点まきにすると、すぐにこのようになって、1本立ちにしないといけなくなります。

筋蒔きの様子です。
若干近いですが、種を播く時に上手く種同士がバラけなかったようです。
種を1粒づつ、土のうえに置いていくと、 ちゃんと10cmの間隔がとれます。
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